「厄」を広辞苑で引いてみると?
1.くるしみ。わざわい。災難。
2.やくどしのこと
などとしてあります。
しかし、なぜそのような災いを「厄」と言うのでしょうか?
一説には、がんだれは崖の象形で、中のふしづくりは人のうずくまった形だそうです。
さて、来年2021年の厄年ですが、数え年で男性は25歳(平成9年生まれ丑年)、42歳(昭和55年生まれ申年)、61歳(昭和36年生まれ丑年)となります。
女性は19歳(平成15年生まれ未年)、33歳(昭和64年・平成元年生まれ巳年)、37歳(昭和60年生まれ丑年)、61歳(昭和36年生まれ丑年)で、前後の年を前厄、後厄と定めています。特に男性の42歳と女性の33歳は「大厄」として凶事への注意を促しています。
また、川崎大師のように「満年齢」で年を数えることもあり、その処方はいろいろです。
年齢的には男女共々社会的な節目、体調の変わり目となる歳です。大厄の年齢であるならば、迷信などと考えず、他の厄年の年齢以上に体調の変化や心の変化に気をつけましょう。
出稿:日本葬祭アカデミー教務研究室 二村祐輔 ※無断転写を禁ず
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